東京を歩いているとよくおもしろい出会いが転がっています。
こんにちは〜☀️
阿川です。
先日渋谷のパルコをぶらぶらしていたらこんな状況に遭遇しました。
服をカメラで写しながら中国語を話している女性が…
基本的に中国語が聞こえたら振り向く僕ですが、
“なんだかただのショッピングじゃないな?”
そう感じた僕はもう少し様子を見ていました。
そしたらある時はスマホの中の人の言葉に従いカメラの角度を調整してみたり、またある時はカメラに向かって商品紹介をしていたり…
実はこれが何をしているか、僕は知っていたのですが、今回初めて遭遇して嬉しかったので今回ブログテーマに選んでみました。
彼らは一体何をしているのか？
まずはそこに触れていきましょう！！
彼らは何をしているの？
日本人の皆さん、ジャパネットたかたのテレビショッピングを覚えていますか？
僕は実はあんまり見ていた記憶が無いのですが、ライブコマースを説明する時、この固有名詞で大抵「ああっ」って納得して貰えるのではないかと思い、引き合いに出してみました。
高田社長の場合はテレビで商品を宣伝する事で皆さんの購買意欲を高める事に注力していましたが、今の中国においては個人がその活動をしていると捉えて貰うとわかりやすいと思います。
彼は印象的な話し方で人気だった人だよね。
“これだけの機能が備わったこの商品がなんと…3800、3800円で買えちゃいます！！”
でも個人がその活動を行うことがどうすごいの？
では個人がそういった活動を行う事がどういうことなのか、また、テレビショッピングとの違いはなんなのか？
一緒に見ていきましょう！
現代中国の主流、ライブコマースとは？
まずは動画がありましたので一緒に見ていきましょう。
印象で言えばテレビショッピングは結構近いですよね。動画内でもそういったコメントが出ていました。
テレビショッピングとの大きな違いは…
こちらも動画内で強調されていましたが、
ライブ配信者がコメントを見ながら配信を進めていくこと
ここがネットが発達した現代らしさですよね。
YoutubeでもYoutube liveがあったりしますが、ライブ配信者は視聴者のニーズを掴みながら喋り続ける必要がある。
そう考えると、なんだかすごいことやってるな〜
だんだん面白くなってきませんか？哈哈
せっかくなので配信する個人が考えている事を、もうちょっと深掘りしてみましょう🙌
配信者が考えている事と個人がこれをする凄さ
まずはTwitterで紹介されていた１つの例から配信者の考えている事についてみていきましょう！
配信者の例
こちらは“ライブ”ではないですが構成のハッキリとしたショート動画なので紹介してみます。
彼女の動画設計は簡単に説明するとこんなつくりになっています。
この動画の設計図
・誰に向けた内容か？
→若い人に向けたもの
・消費者の気持ち
→ワインって高級で勉強が必要なものじゃないの？
・高級なイメージを壊す
・気軽に買えて美味しい商品はこちら
動画の収益の仕組みは、こうして紹介された商品が彼女の紹介リンクから購入されると彼女にお金が発生するというものです。
個人がこうした活動をするということは、こうしたいわゆる広告塔がTikTokやinstagram、中国なら小红书や微博など日常のあらゆる場面に出てくることで、どこかの視聴者の興味に刺さる可能性が出てくる訳です。
確かに淘宝で商品を買う時、小红书の動画をよく見ていたかも…
僕の淘宝購入レポートはこちらのリンクから
👇 👇
1人の人が紹介する場合、その人に興味がなければ刺さらない事も多いですが、自分の好きなYouTuberや有名人が紹介していたらその商品に興味が湧くかも…
更にライブで視聴者とコミュニケーションをとりながら販売していく事を考えると、改めてすごいシステムだと感じます。
まとめ
僕はたまたまライブ配信者を見かけて、
「あっ、配信やってる〜」
と心の中でワクワクしながら見ていましたが、一般的な日本人はショッピング中に突然、さまざまな角度から商品を写しながらスマホに向かって中国語で喋りかけている人が現れたらビックリするかもしれませんね 哈哈
しかし、彼らがやっている内容に着目してみると、面白いですよね。
今後海外で仕事をするなど目線を外に向けた時に、海外で流行っているマーケットを知っておくのはとてもいい事だと思います。また、こういったライブコマースを活用して、中国に進出する日本人が増えたりしてもおもしろそうです。（すでにそういう人もいたりして哈哈）
また、こういった仕事をしてみたいという思いをキッカケに中国語を覚えるモチベーションに繋がるかもしれないですね。
僕も、こんな感じでさまざまな資本の流れを理解していくのはすごく楽しいので、今後また面白いシステムを見つけたら紹介してみようと思います。
それではまた次回、
下次再见，拜拜👋
コメント