海外に意識が向いたときやっぱり気になるのは言語習得なんじゃないかと思います。日常生活をするにもコミュニティに参加するにもやはりある程度言語が使えた方が自信を持って会話に参加できますよね。
いつでもどこからでもアプリやインターネットを使って情報収集できる今、言語習得で1番問題になってくるのは“言語のアウトプット”ではないでしょうか。
では言語の発信はどうやって行なっていけばいいのか…
今回は言語のアウトプットの方法について考えていこうと思います。
言語のアウトプットの壁
アウトプットに苦手意識ができるわけ
僕は中国語の習得のため、まずは語学教室に半年間通いました。
そこではマンツーマンのレッスンを選択し、その後、オンラインのグループレッスンが無料で始まった事から参加するようになりましたがオンライン授業の前にはいつもマンツーマンと違った“緊張感”を感じていました。それは以下の3つの原因からくるものだと考えられます。
発信の壁
●いつもと違う先生と複数人の学生
➡︎慣れ親しんでいない人の前で話す
●自分の学習レベルの公開
➡︎学習レベルの公開
●コミュニケーション内容から授業が広がっていく
➡︎習得中の言語で会話を広げる必要がある
これらが言語発信をする際にぶつかる壁となってくる部分かと思いますが同時に乗り越えたとき新しく生まれる会話の面白さとコミュニケーションできるという自信につながってくるのではないでしょうか。
では言語の発信の苦手意識を減らしていくにはどうすればいいか、こちらについて上記の3点を意識しつつ考えていこうと思います。
発信する意義
言語を習得する際やはり発言できるというのはかなり重要なポイントになってきます。“発信した時の相手の反応を見ることができる”ということは自分の現状レベルを測ることもできますし言葉のキャッチボールができたということが自信に繋がってくると思います。
“では、どこで発信していけばいいの?”
発信することにある程度自信を持っている人は既にYouTubeやVOICYで発言していたり、インスタライブやTwitterライブでフィードバックを得ていると思います。
しかし特に異国の言語で話せているかもわからないのに自分の言語を拡散するのは怖いよという方は多いのではないかなと思います。そういった方は発信する環境が整った場所を探すのが良いのではないかと思います。その一つの具体案として今回はオンライン留学を提案してみようと思います。
語学教室とオンライン留学の違い
もちろん通常の語学教室も前述した“発信の壁”を克服する1つの手段としていいと思います。同じく言語を習得する目的意識を持っているので間違って当然だし、お互いに勉強になるからです。
しかし語学教室とオンライン留学の明確な違いはゴールがある事とコミュニティを形成するチャンスがあるかどうかだと思います。
…ちなみに、僕は中国語しか飛びかっていないような中国料理屋に行って注文をするという挑戦をしましたが何度発言しても店員さんは難しい顔をするばかり…
店員さんも授業では無いのでさっさと注文して欲しいですよね哈哈
あまりオススメな発信方法とは思えません。
では、そこまで言うオンライン留学っていったい何なの?
更に詳しくみていきましょう!
オンライン留学ってなんなの?
まずはオンライン留学の内容について見ていきましょう。
オンライン留学とは海外留学に近いものをインターネットを利用して体験するというものです。
実際に海外の大学の授業を日本に居ながら海外の学生と一緒に学ぶ事ができます。授業は語学に留まらず様々な専門分野もあるようです。
海外の学生が集まって同じ授業を受けると言う事は、単純に言語が習得レベルが上がるだけでは体験し得ない「異文化交流」が生まれます。日本人同士の常識の範ちゅうでは理解できない事が起こるかも知れないのが面白いんじゃないかと思います。
次に実際にオンライン留学をした方がYouTubeに感想をアップしていたのでみていきましょう。
こちらの方が参加したシリーズのオンライン留学サイトも載せておきます。
動画を見て僕はオンライン留学の以下の部分に魅力を感じました。
・現地留学に比べてハードルが低い
・自分に合ったレベルのクラスを選択できる
・参加者が共通の目的を持っている
・発表の機会がある
・卒業試験がある
・留学参加者と交流できる
魅力がいっぱいですね。一つずつ見ていきましょう。
オンライン留学の魅力
現地留学に比べてハードルが低い
現在働いている会社を辞めるなど、今の環境を丸ごと変えて留学するのは言語習得以外の問題も発生してくるかと思います。今ある日常にオンライン留学を組み込む方が断然容易ですね。
自分に合ったレベルのクラスを選択できる
僕は語学教室のオンライン授業で初級から上級まで参加したことがありますが、自分のレベルより少し上のクラスを選択するのがいいのではないかと思います。全くわからないと時間を無駄にしてしまうし、かといって簡単すぎると緊張感が生まれず授業に参加する意味がなくなってしまうと思います。少し上のレベルで緊張感を持って臨むのが一番の近道ですね。
参加者が共通の目的を持っている
発言する時にこう考えた事はありませんか。“間違ったらどうしよう”
言語を習得したいと思って参加しているので間違って当然です。その上、参加者は皆同じ言語に対する習得意欲がある為、他の人が間違った部分から自分も学ぶことができ、まさに一石二鳥です。
発表の機会がある
皆さんは学生の時、発表する前にどんな事をしていましたか?
僕はみんなの前で発言する事は全く得意では無かったので自分の順番を素早く予測し、当てられそうなところを徹底的に調べていました。コミュニケーション形式で進む授業だと会話の内容を把握し、自分が喋る文章と相手の返答を予測し徹底的に単語から調べていました。
それってとんでもない集中力ですよね哈哈
集中して語学に打ち込める環境があるのはそれだけで魅力的です。
その上で発言した事からフィードバックを得る事が出来るなんてまさに最高ですね。
卒業試験がある
せっかく参加したら自分の成長を確認したくなるものです。卒業する事を目標にするのもいいですが自分のレベルが上がった事を実感する事が大事だと思います。もう、中国料理屋で“日本語で大丈夫ですよ…”という非常に気まずい空間はつくりません!
留学参加者と交流できる
通常の語学教室のオンライン授業は毎回参加者も異なり、その後参加者と連絡を取り合うという事はほとんどありません。ただ中国語学習者という共通点しかなく学習背景もわからない為コミュニケーションが生まれるキッカケが無いからです。
しかし、一定期間同じ学生仲間と授業を受け、その後コミュニティーに参加できるとなると話は違います。クラスメイトというだけで共通話題が発生し、学習背景などを話していくうちに今までなかった語学友達ができるかもしれません。
余談ですがコロナ以後の世界は“コミュニティ”がキーワードになってくるのではないかと個人的に思っています。
社会に出て共通の興味を持った人と出会うには、自分の興味に積極的になる事が最も重要なんじゃないかと思います。
参加意義をいくつか上げてみましたがあなたに刺さった魅力はありましたか?
まとめ
今回は“言語のアウトプット”の手段としてオンライン留学を紹介しました。
アウトプットをするにあたって、発信しやすい環境をつくるという事が最も大切になってくるのではないでしょうか。
オンライン留学はコロナ以後徐々に聞かれるようになった話題でまだまだ賛否の分かれるテーマなんじゃないかと思います。現地に行くわけではないので意味がないんじゃないか、など否定的な声もよく耳にします。しかしそれを単に今まで通りの“留学”と捉えず現在の生活に比較的組み込みやすい語学習得ツールと捉えると本当に魅力的だと思います。その上共通の目的を持った友達ができればいう事ないですね。
もちろん、金額や開催の時間との調節が難しい場合もあるので、ご自身の状況を考慮した上で一つの選択肢にして頂けたらいいかと思います。
まずは時間がない、留学したいという相反する事を口に出すより、間を取ったオンライン留学のような面白いアイディアに参加して、第二言語を自信をもって発言できるようになりたいですね。
僕も最近中国語学習から離れていたため、もう一度しっかり学び直さなきゃと思っています💦
あなたはどんな方法で第二言語を習得しようと考えていますか?
習得中の方の今やっている発信の方法、実際に習得した方が自信を持てるようになったきっかけなど、様々な意見をコメント欄でお待ちしています。ぜひぜひ、一緒に第二言語を習得していきましょう。
それではまた次回,下次见,拜拜👋
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