あなたは外国語を話す際、「怖い」と思ったことはありますか?
僕は怖いと思っていましたし、今も怖いです。
自分の発言はちゃんと伝わっているのか?
そういう時はいつも日本語を喋る外国人を想像します。
自分ならどう思うだろうか。
あ、外国人だ
面白い発音だ
何喋っているんだろう
あれっ、思うほど怖がる必要ないんじゃないの。
外国人だとわかれば何が言いたいのか相手は聞く姿勢を持ってくれるし、喋れるフレーズが増えればそのうち会話もできるようになります。僕たちもそうですよね。多少何いっているか聞き取れなくても、外国人の言葉を聞き取ろうと少し集中して聞いたりしませんか?
つまり、僕たちはただ話をするきっかけの中に身を置くだけで、外国人という有利な状況から言語練習ができるというわけです 哈哈✌️
一人で中国料理を食べに行ったとき、僕は自分の中国語の上達具合を測るためいつも注文の後にこう言います。
「我要一杯热水」(白湯を下さい)
中国語を勉強するようになってから中国に関する一定の知識はついてきました。
ご飯を食べる時一緒に冷たい水をテーブルに置くのは日本ならではのもの。
中華の油を流すのに熱い水を飲むことは欠かせません。(もちろん混んでいる時に下手な中国語で店員さんを困らせるような注文はしませんが)
たった一文のこのフレーズ、誰でも言えるんじゃ無いの?
と思うかもしれませんがそれは机上の空論です。僕は何度も店員さんの困った顔を目の当たりにしてきました。
私が外国語を話す際、最も怖いことは日本語でいいよと言われることです。
確かにそうだ 哈哈
そんな事を言われた時にはもう本当に自信を無くしてしまうかもしれません。
では発音が通じたらどうでしょうか?単語でも店員さんには伝わるしメニューは注文できます。
伝わるという事が外国語習得の壁を壊すために最も大事なことだと考えると、まず1番にするべきことは発音練習です。そうやって発音を上達させて言葉を喋ることに自信を持つ事が自分を日本に止まらせる鎖を断ち切る第一歩になるのでは無いでしょうか。
そこで今回は日常生活のひと工夫で無料で発音に自信をつける方法について考えていこうと思います。(今回、無料という言葉は語学レッスンなどにお金を払わないという意味で用いています。)
それでは一緒に発音練習して、自信をつけていきましょう!
言葉が通じた、という成功体験の積み重ねがきっとあなたの自信になるはずです。
レベル1 市場に行ってみる
蒸した黄鱼を食べよう!
中華圏の市場は多く存在しています。東京だったら上野のアメ横地下だったり池袋の西北だったり…。中国料理を食べるようになって家でもちょっとあの味を再現したいな、そう思い市場に今回は行ってみました。
今回はこちらの蒸した魚の料理に欠かせない醤油を買っていきましょう。
ここで一つ思い出してみてください。
あなたはレジで普段どんな事を話しているか覚えていますか?
…はい、そうです。まずはレジ袋がいるかどうか。それからお金の支払い方法。
お金の支払いについては写真で書いてある事が多いかと思います。
VIZA、Suica、現金、PayPay…レジを見れば一目瞭然です。言葉を使わなくてもクレジットカードを出せばこれで支払いたいんだな、と言う意思表示ができます。
つまり僕たちが言うべき中国語は袋がいるかどうかだけです。
ここで知識を一つ取り入れておきましょう。
袋がいるかどうか?中国人はこう尋ねてきます。
你要袋吗?
どう答えればいいと思いますか?
いる時はこれでいいです。
我要袋子(袋が必要です。)
ではいらない時どう言えばいいでしょうか?
不要(ブーヤオ) ではありません。不要は「いらない」確認に対しての明確な否定になります。
発音以前の不快感という問題は出来るだけ減らしていきましょう。
いらないときはこう言ってみましょう。
不用了,谢谢。(いらないです、ありがとう。)
実際に行ってみて、店員さんの反応はどうでしたか?
ワンフレーズで簡単なコミュニケーションを取る事ができました。
それだけでなく、中国語で相手に気をつかった表現を一つ覚える事ができました。
目的も達成したし今夜は美味しい魚料理を食べましょう。
少しの上達ですがあなたはどう捉えますか?僕は初めて通じたとき、このレベルで感動してました 哈哈
こんなんじゃ物足りないよ、そう思った方、もちろんレベル2もありますよ。
それでは次の段階に進んでいきましょう!
レベル2 中国料理を食べにいこう
今日は仕事もうまく行ったし、羊を食べにいこうか。
中国では広い地域で食べられる羊ですが、やはり今日は新疆の羊料理が食べたい。という事で羊を食べていきましょう!
知っていましたか?
新疆は中国でも最も西北に位置していて、イスラム教の盛んな地域です。どことなく中東の顔つきをした人たちの現地語は中国人も聞き取れない場合があると言います。同じ国民でも聞き取るのが難しい方言があるというのは、言語学習者にとって一つ安心につながるのではないでしょうか。新疆といえば羊と炭水化物。美味しいものを食べながら言語学習をしていきましょう!
中華を食べるときのフレーズはこちらの記事で紹介しています。
ちなみに、上の写真の羊肉は語学習得という目的がなくても行きたいと思えるお店なのでぜひ足を運んでみてくださいね。哈哈
まとめ
言語を習得するときに最も重要なことは話をする環境をつくる事です。
外国語を話せる、ということに明確な定義はありませんが、話してみて自分の言葉が通じたという成功体験が「私は外国語を喋れる」という自信に繋がっていくのではないでしょうか?
大事なことは完璧な発音を目指すことではありません。相手に伝わるレベルの発音を身につけることです。
ちなみに、僕は中国人の友達とご飯を食べにいった時、発音について、2声が強すぎだと言われました。相手がいる環境、もっと言うと指摘してくれる人がいる環境は自分の状態を大きく前進させるのに大切な条件なのではないでしょうか。
また、今回のように自分の興味のある国の文化を体験することを織り交ぜながら発音を習得することで単調な勉強にならずなおかつ目的があることで楽しく言語を習得できそうですね。
私ならこうやって日常で外国体験をしていく、もしあなたならではのアイディアがあれば教えてください。
コメントお待ちしております。
それでは今回はここまで、下次见,拜拜👋
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